
「お金」と「幸せ」の定義について。
この2つの関係は、昔から議論されてきましたが、「お金じゃ幸せは買えない」という、この定説にメスを入れたのは、アメリカ・ハーバード大学経営大学院のマイケル・ノートン准教授でした。
では、その持論を見て行きましょう。

■ 多すぎるお金は、身を滅ぼす!
アメリカCNNでは、この程興味深いニュースを流しました。
"宝くじに当選した男性がたどった顛末" に関する記事を紹介しているのですが、その男性は手にした大金を使い果たしたばかりか、借金すらしてしまい、お金目的で近づいてくる友人との関係も悪化したという。これは「お金じゃ幸せは買えない」の見事な例です。
■ 教授の定説:他人にお金を使うと、幸福度が増す!
ある実験で、半分の学生には、5ドル〜20ドルのお金を「夕方までに自分のために使って」というメッセージと共に手渡した。もう半分の学生には、同様にお金を渡したが、こちらのメッセージは「他人のために使って」とした。
結果、他人のためにお金を使った学生の幸福度は向上していた。
一方、自分のためにお金を使った学生の幸福度は減りはしなかったが、増えもしなかった。
興味深い事実の判明である!
結局のところ、目的よりも「誰に使ったか」が、とても重要と言う事でした。
■ チームも強くなる!
また、仕事やスポーツのチーム活動においても、お金を他人のために使うことで、パフォーマンスが向上することも発見している。
製薬会社の営業チームにおいて、実験をした結果、チームのためにお金を使った方が、メンバーにやる気が生まれ、営業活動の業績を向上させたそうです。
あなたも、お金の使い方を見直してみては!?
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