その突然の死に、世界中に驚きと動揺が広がっている。
ウィリアムズさんといえば、アカデミー助演男優賞を受賞した「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」(1997年)をはじめ数多くの映画に出演、また、TVのコメディー番組で活躍するなど、コメディアンとしても人気を博した。

しかし、華やかなキャリアの反面、実生活では麻薬や鬱病に苦しんでいたという。
ここでは、そんな彼が生前に残した言葉に注目したい。そこからは、人を楽しませることを極めたウィリアムズさんならではの、機知に富んだ人生観が見え隠れする。きっとあなたの人生においても、ひとつの指針となるはずだ。
孤独でいることは悪くない
「以前、孤独は人生で最も不幸なことだと思ってた。でも本当に不幸なのは、孤独だと思わせるような人々に囲まれた人生なんだ」
自分を許せるようになろう
「本当に心優しい人は、自分を許せない。だから、自分を本当に辛い状況に追い込んでしまうんだよ」
狂っていてもいいじゃないか!
「誰しも少しぐらいは狂気の要素を持っている。むしろ、それを失くさないほうが良いと思うんだ」
競争相手を見極めよう
「何かを競う際、大事なのは相手だ。競争しても意味がない相手と競っても、時間の無駄だ」
武器を持ち出したら、話し合いはできない
「アメリカの憲法は『兵器』(arms)を使って良いと言ってるだけで、『大砲』(artillery)を使っていいなんて言ってない」
男女の関係はとても現実的なもの
「うん、離婚ね・・・。ラテン時代には、男性の性器をむしり取ることを意味してたらしいよ(笑)」
絶対に努力を怠るな!
「誰がなんて言おうと、洗練された言葉やアイデアは世界を変える」
常に良い人と過ごそう
「最高の人と過ごすことで、新しい発見があり、前へ進むことができるんだ」
ゲイでもストレートでも、結婚は結婚だ
「ゲイやレズの結婚を取り沙汰するのは構わないが、結婚した人はみな『性別なんて関係ない」って言っているよ」
不幸を知らなければ、幸せにはなれない
「誰にでも不幸な時はある。でも、その時間があるからこそ、今まで見えていなかった幸福が見えてくるんだ」
世界のリーダーは女性であるべき
「核兵器は『世界をぶっつぶしてやる』という男性的な考えが生み出したものだ。女性は決して原爆なんて作らない。女性が作る兵器は人を殺すものではなく、痛みや苦しみがしばらくの間だけ続くものだ。だから、世界には女性のリーダーが必要になる。そうしたら戦争なんて絶対に起きない。信じられないって? 本当だよ」
音楽は生きるために必要不可欠だ!
「音楽が何か知っているかい? 人間が世界の全てじゃないってことを忘れないように、神様が残したものだ。音楽は、地球上のすべての生き物、すべての場所、さらに宇宙との調和を生み出すんだ」
一人で完璧な人間はいない
「彼女もあなたも完璧じゃない。問題は、あなた達が一緒にいて完璧かどうかなんだ」
誰の存在にも、意味がある
「僕は運命を信じてる。僕が僕であるのには、絶対に理由があるんだ。絶対に!」
死を“次の人生”と考える
「死ぬっていうのは、天国から『あなたを迎える用意ができましたよ』って言われることに過ぎない」
CQ
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